和久傳ノ森・桑茶のラブストーリー

安藤忠雄先生の、講演会に

昨日、

京丹後、和久傳の森の美術館で、

美術館の設計者、

安藤忠雄先生の講演会がありました。

安藤忠雄先生は、

ご自身で手がけられた作品の、

アフターケアーとして、

無償で講演会なさってます。

和久傳さんの美術館へは、

もう10年目、10回目になるとか。

素晴らしいですねー

お話しも、それはそれは素晴らしくて、

日本は、もうアカン。

政治も経済も、お金にしか目が向いていない。

そんな輩に、

自分たちの大事な生命を預けたら、アカン。

お上が、どーにもならないのは、

世の常で、

昔々、江戸時代は、もっとキツかった。

それでも、私たち庶民は、

知恵を絞って、生き抜いてきている。

自分たちで、なんとかせな、いかん。

先ず、

日本は、食糧自給率を倍にせんとならん。

空き地があったら、

食べ物になる野菜や果物の木を植えるようにと。

安藤忠雄先生は、

お弟子さんたちが、独立事務所を構える時に、

安藤忠雄先生の看板利用の条件が、

そこで、畑をすること!なんだそうです。

もう何人もが、独立してらして、

日本全国に、

安藤忠雄事務所が展開すると同時に、

お弟子先生方が育てて採れた、

野菜や果物を全国から送ってくれるので、

段ボールが、どんどこ届いて、

安藤忠雄先生の事務所で、

食べきれないぐらいだそう。

必ず、

食べきれないぐらい採れるようになる。

必ず、

そうなるから、

空き地で、自分たちが食べる物を育てることが、

一番、大事なこと!

次に、

人間も動物も、植物がないと生きられない。

だから、緑地を作る!

公園でも、

植物園でも、

森林公園でも、

川沿いに植林でも、

庭にでも、とにかく木を植えること。

植物が豊かであれば、

水を呼ぶし、綺麗な水は確保できる。

汚れた水を、機械で濾過するなんて、ナンセンス。

植物の力によって、私たちは、

空気も、水も、土も、恵んでもらっている。

コレを、忘れてはならない。

食べる物、飲める水があれは、生きられる。

ジーンと、きます。感動します。。。

安藤忠雄先生は、

癌で、五回手術をなさってらして、

内臓、空っぽ。何にもないそうです。

お元気ですね?とよく聞かれるが、

そう気安く健康でいられるわけではなく、

並大抵でない努力をしている。

朝は、

かかとを叩くような歩き方で、

40分のウォーキングを。

かかとの刺激で脳の健康を維持できるから。

夕方は、

毎日、365日、

スポーツジムで、1時間半、汗をかいている。

大病後は、

仕事時間をセーブされ、

奥様と、ゆっくりお食事をなさってます。

奥様に、料理を卒業してもらい、

お二人で、外食を楽しんでいる!

家事の中でも、料理は、重労働だから。

なんて、お優しいことでしょう。

また、奥様の、お美しいこと。

生き方としては、

もっと感動をしなさい!と。

感動が、

人生を豊かにしてくれます。

感動は、

自分を不安に追い込まないと生まれない。

誰かに、感動するもよし。

何かに、感動するもよし。

感動が感動を生んで、

自分の成したことに感動できる人生になる。

とっても、素敵な会でした。

素晴らしい時間を、頂きました。

主催者の和久傳さんに、深く感謝です。

和久傳の大女将さんは、

18年も前から、

工場誘致の更地に植林をして、

和久傳の森を育ててます。

18年目にして、3万本!

初めて、和久傳の森に伺ったときの感動〜

日本にも、

『木を植える男』ジャン ジオノがいたっ!!!

と、ビリビリきました。

森を育てておられるだけでなく、

お米も、育ててらして、

お店でだされるご飯、

お弁当のご飯、ぜんぶ和久傳米です。

もちろん、桑の木も育てておられます。

和久傳さんの稲刈りに参加以来、

和久傳さんの大ファンです。