幻の鶴の子大豆醤油のラブストーリー

ソノマ国際映画祭、海外映画最優秀審査員賞、受賞

木村秋則さんの、自然栽培のお仲間で、
北海道、せたなで、「山の会」として、活動されている、
秀明ナチュラルファームの富樫さんのお仲間たちの半生が、映画化されて、
「そらのレストラン」として、全国上映されたことが、
すご~い!と、大喜びしていました。

この度、米国、ソノマ国際映画祭において、
海外映画最優秀審査員賞を、受賞されました!
日本映画初の快挙です。
日本アカデミー賞では、圏外でした。
日本アカデミー賞で、話題になった
「カメラを止めるな」、、、暗かったなぁ~観て後悔してしまいました。
観てしまって、忘れてしまいたいシーンが、いくつも残ってしまって。

「そらのレストラン」は、人情味にあふれ、人と自然の
厳しさと優しさも、肌で感じられました。
どこを切り取っても優しさが表現されています。上質のユーモアもあります。

〇〇〇賞とは、人が集まって評価する行為ですから、
国民性って、出ますね
海外で、評価されて、日本に逆輸入されたケースは、
小山薫堂さんの「送り人」米国アカデミー脚本賞を受賞。
今や、「くまもん」の生みの親です。
「くまもん」を、見かけない日って、ないです。大人気。
北野たけしさんの映画作品は、カンヌ映画祭や、
ベネチア映画祭で、絶賛されています。
もう、お笑いタレントではなく、すっかり映画界の人。
海外の方が見て感じる視点が、違うのでしょうか。

横道にそれましたが、「そらのレストラン」が、
海外で、高く評価されたことは、素晴らしいです。
富樫さんご本人は、驚くばかりで、まだ、喜びが湧いて
こないそうです。
富樫さんは、北海道大学農学部で、教鞭に立たれる、
研究家タイプの農業従事者です。
18年前に、ひとつかみの、絶滅品種といわれる鶴の子大豆を入手され、
18年の歳月をかけて、大豆製品を作れるまでに、
自然栽培で、育てて、こられています。
鶴の子大豆は、苗から育て始めると、雑草に負けてしまって、
どれが、鶴の子大豆なのか、わからないのに、しっかりと根を張って、
お陽様を浴び出すと、ググ―ッと、育って、一面が、鶴の子大豆畑になるそうです。
ひ弱な頃は、
雑草に守られるかのような育ち方をし、
成長する過程で、雑草を栄養にしていくかのように。
富樫さんは、植物界に、雑草なんてカテゴリーはないと、言われます。
本当にその通り。
生命のグループがあるだけです。

ソノマ国際映画祭での受賞を機に、
富樫さんのお仲間の、育て、作られている食材が、
世界レベルで、評価され、選ばれると、とても嬉しいです。

木村秋則さんは、農業で使用する農薬・除草剤・殺虫剤など、
大量の薬品が、「地球」という「地」の「球」の「地」をダメにしてしまっていて、
「自然栽培」という、農薬も有機肥料も使わない農業が、
今の傷ついた「地球」を救うことができる!と、世界中で説いておられます。
日本の国土は、この「地球」上ではほんのちょっと。
広く、海外で「自然栽培」のムーブメントが起こると、いいですね。
なんといっても日本発信です。
きっと、冨樫さんの鶴の子大豆醤油は、ますます、入手困難になると予想されます。
木村秋則さんのリンゴが、30年待ちのように。
「もう、わたしが、生きてない先まで、予約を頂いている」
「リンゴ作りをやめること、出来ないわ~」と、笑っておられます。

/メルマガより引用